電気設備管理
Electric Facilitiesビルの原動力となる、すべての電気系統の保守管理をしています
ビルの大動脈ともいえる電気の安全および維持運用管理のために、電気設備の保守管理を行っています。
日々のメンテナンスはもちろん、月例点検や年次点検など、さらには、将来の電気設備の安全管理を見据え、電気設備の修繕計画をプランニングしています。
東日本大震災以降、特に電力需給を考慮し、ビルのオーナー様、テナント様に数々の省エネ化対策を提案しています。
これが私たちの強みです
電気設備の経年劣化部品交換の判定は、たいへん難しく、長年の経験とノウハウが必要です。また、特高設備のGIS(ガス絶縁開閉装置)に関しては、市販されている保安規程では点検項目が定まっていないため、きめ細かい点検項目計画を作成し、遵守しています。
私たちは、長年の経験と実績を活かし、オーナー様、施主様の利益を最優先し、省コストの視点を持って、経年劣化部品交換の判定や各種点検項目計画を作成し、実行しています。
このようなサービスを行っています
メンテナンス業務
特高変電設備や高圧設備の日常巡視点検、月例点検、年次点検などの保守管理を行っています。さらに、非常用発電機の無負荷運転試験や年次点検では、ビル全体を停電状態にし、非常用発電機運転試験はもちろん、負荷の電源供給確認を実施しています。私どものきめ細かいメンテナンスが安全で、しかもエネルギーの効率化にもつながっているのです。
工事業務
サーバー電源工事では、停電発生時、UPS(無停電電源装置)を使い無瞬断で電力供給を行い、それと同時に非常用発電機を起動させ、発電機給電に切替える回路工事を実施。その他コンセント設備増設工事、照明設備増設工事など、ビルの電気工事一切を受託しています。情報通信サービス企業のアンテナ取付工事を実施したときは、約1か月を要する大掛かりな工事になりましたが、配線ルートや防火区画などをしっかり把握し、ビルを利用する人の電源供給を行いながら、より安全に適切な工事計画に沿って進めた実績があります。
メンテナンス業務を知る私どもは、施工能力はもちろん、費用面・点検のやり易さを重視しています。
その他の業務
自家用電気工作物設置者には、電気事業法によりさまざまな書類作成・提出が不可欠となります。関東東北産業保安監督部に対して、保安規程の作成・提出、主任技術者の選任・兼任・解任届出、工事計画書、安全管理審査などの申請書類の作成や電力会社への電気使用申込書、高調波流出電流計算書を作成します。
また、ビルのライフサイクルを見通しながら、経年劣化部品交換修繕計画作成、年次点検(停電作業)計画書及び手順書作成など、様々な書類を作成し、提出する業務を行い、お客様の負担を軽減しています。
電気設備管理部 職員のインタビュー
長年の実績と経験が私たちの強みです。
今後の展望
「時代とともにビルに対する電気設備に関する要望はより拡がり、より高度になっています。情報通信関連や消防設備関連の工事、点検、書類作成など、長年の実績と経験に培った私たちの強みを生かし、様々な設備工事を増やしていきたいと考えています」